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一人暮らし高齢者の認知症への不安を減らすには? 認知症初期症状への対応策を知っておこう

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認知症は初期の対応が大切なのは、なぜ?

これからも高齢社会が続くなか、認知症患者の増加も社会問題となっています。また、多くの高齢者が単身で生活しています。一人暮らしをしている高齢の親族がいる場合、「もし、認知症になってしまったら、どうすれば…?」と心配している人もいるのではないでしょうか。

認知症への適切な対応策を知っておけば、そんな不安を少しでも減らすことができます。そこで、第一に大切なのが、認知症の早期発見です。認知症初期のうちに異変に気づき、早期に受診することで次のようなメリットがあります。

まず、認知症の原因となる病気によっては、早期の治療で症状が改善したり、進行を遅らせることが可能です。また、症状が軽い初期のうちに診断がつけば、本人と家族が病気への理解を深め、今後の生活への対応を考えることができます。介護保険によるサービスなど適切な支援を受けながら、一人暮らしを続けられるケースもあります。

認知症になってしまったら、本人のニーズや症状に合わせて、今後の治療や介護、生活のプランを立てていくことになります。支える家族にも余裕が必要ですが、そのためにも、早期発見が何よりも大切なのです。

これって、認知症の初期症状?どう対応すればいい?

認知症のなると記憶や見当識、判断力などに障害が起きます。例えば、一人暮らしの親の家へ行ったときに、必要ないのに同じ日用品を大量に買込んでいる、季節にそぐわない服装をしている、以前から使っている家電の使い方がわからなくなっている、といったことがあれば、認知症の初期症状かもしれません。この他にも、認知症かもしれないと思ったら、どうすればいいのでしょう?

そんな場合は、認知症という確信がなくてもかまわないので、行政や医療機関に相談しましょう。認知症や介護、介護保険について総合的な窓口にあたるのが、地域包括支援センター(*)です。高齢者本人が居住する市区町村のセンターに相談します。*市区町村によっては名称が異なる場合があります。

認知症かどうか診察を受けたい場合は、各地に認知症疾患医療センターと呼ばれる認知症専門の医療機関が設置されています。また、精神科や脳神経外科などで認知症専門医が診察しているケースもあります。医療機関によっては、紹介状が必要になるので、まずは、かかりつけ医に相談しましょう。

実は、認知症初期が肝心 本人への対応はどうする?

家族に認知症と思われる症状があらわれたら、できるだけ早いうちに医療機関に受診させたいものです。本来は、本人が納得した上で家族とともに医師に相談するのがいいのですが、本人に自覚がなかったり、うすうすは自覚していても認知症を認めたくなかったりすると、受診をすすめても反発をまねくこともあります。そんな場合は、少し工夫が必要です。

例えば、前もってかかりつけ医に協力をお願いし、腹痛などの身体症状があれば、その受診ということにして認知症とはいわずに検査をしてもらう、専門医を紹介してもらう、などが考えられます。いずれも、本人の性格や状況に合わせることが大切です。認知症の疑いがある本人が受診に乗り気でない場合は、事前に地域包括支援センターやかかりつけ医などに相談して工夫しましょう。

上述したように、認知症は早期の治療が何より大切ですから、認知症初期のうちに受診につなげたいですね。

周囲に認知症をカミングアウトして、配慮や協力を

認知症と診断されたら、本人・家族ともに少なからずショックなものです。また、偏見から、認知症は恥ずかしいことと思い他人に隠したいと思うかもしれません。しかし、特に認知症の本人が一人暮らしの場合は、早いうちから周囲に知らせておくことが重要です。離れて暮らす家族としても不安を減らせます。

認知症になると判断力や記憶力の低下から、近隣にめいわくをかけるような行動をとってしまうことがあります。そんな場合、あらかじめ周囲の人たちに病気のことを話しておけば、トラブルが大きくならずに済みます。

最近は、医療関係をはじめサービス業では認知症の人への対応の仕方を身につけた人が増えています。認知症の本人の隣近所の知り合いや近くの交番、商店などに声をかけ、何かあったときの連絡先を知らせておくようにしましょう。

認知症初期症状の見守りにIT機器を使って、不安を減らそう

以上のことから、認知症の早期対応の重要性をおわかりいただけたかと思います。それだけに、認知症初期の症状は見逃せません。そのためには、日常的な見守りができればいいのですが、一人暮らしの高齢者の場合、離れて暮らす家族が本人の様子をひんぱんに見に行くのはむずかしいものです。

そこで、ITによる見守りシステム「いまイルモ」を利用するのはいかがでしょうか?「いまイルモ」はセンサーにより、人の動き、温度、照度などをモニタリングします。これにより、定期的な通院の時間なのに出かけていない、暑いのに冷房を使っていないなど、認知症初期にあらわれやすい行動の変化を把握することができます。

離れて暮らす高齢家族の認知症リスクを考えると心配になりますが、見守りシステムと適切な対応を知ることで、少しでも不安を減らしましょう。



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