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年末年始やお盆の帰省時に気を付けたい 一人暮らし高齢者の生活チェックポイント

安否確認

帰省は安否確認の大切な機会

コロナ禍での生活が長引き移動が制限される中、年末年始やお盆の時期も帰省を控えていた人は少なくないと思われます。特に高齢の家族が離れて一人暮らしをしている場合、しばらく訪問することができないと、健康面や自宅の防犯など気になるものです。電話やオンラインで連絡を取り合っていても、直接、家に行き、本人に会ってはじめてわかる変化や危険性もあります。

このところ感染状況もようやく落ち着き、この年末は久しぶりに実家に帰るという人が多いのではないでしょうか? 帰省は離れて暮らす高齢家族の健康や安全についてチェックし、なんらか問題があれば対策を講じることができる機会です。実家での滞在日数がわずかでも、ちょっとした気づきからの安全対策が転ばぬ先の杖となり、高齢者の命を守るかもしれません。今回は、帰省時に気をつけたい、一人暮らし高齢者の健康や身の回りのチェックポイントを紹介します。

心身の健康についてのチェックポイント

高齢の家族にしばらくぶりに会うと、「もの忘れが多くなった?」「歩くのが遅くなったのでは?」など心身の変化に気づくことがあるかもしれません。自然な老化現象であっても、医療的なケアや介護が必要な場合もあります。直接本人と話すのもいいですが、認知症の初期症状などは自覚がないことも多いため、本人の様子や生活環境を観察することも役立ちます。その際、以下のチェックポイントを参考にしてください。

<身体の健康についてのチェックポイント>
以下のポイントについては、直接本人と話して確かめましょう。
・食事をきちんと摂っているか、またその内容
・最近、体の異常や衰えがある → 受診しているかどうか、受診がまだの場合は今後の治療について相談する
・持病などがあり通院している場合、病気の内容や経緯、血圧などの数値、通院先の医療機関や担当医、服用中の薬剤名など

加えて、耳の聞こえや目の見え方、トイレの回数、もの忘れなど、客観的に見て変化があれば、本人も気づいているのか、治療の必要性などについて話しあっておきましょう。

<心の健康についてのチェックポイント>
うつや認知症に初期には、生活スタイルや環境に変化があらわれることがあります。次のようなことに気づいたら、それとなく本人と話してみましょう。
・以前は整理されていた自宅内がかたづいていない
・郵便物(特に請求書)がたまったままになっている
・同じ商品を大量に買い込んでいる
・冷蔵庫に期限切れの食品がたまっている
・車の運転がヘタになった
・以前は楽しんでいた趣味の活動などをしなくなった

この他に何か悩みごとや不安に思っていることがないか聞いてみましょう。また、受診の必要性がありそうなのに、本人が認めない、拒否するなどの場合は地域包括支援センターや担当医に相談することをおすすめします。

家の中は安全? ここをチェックしよう

家の中が安全かどうかも確認しておくべきです。住み慣れた自宅でも、加齢による身体の変化から、ちょっとした段差で転びやすくなったりします。家の中の安全性は家庭内事故に直結するので、こちらを参考にチェックし、異常があれば対策を検討しましょう。

・階段や玄関の上がり降り、トイレや浴室での立ち上がりなどに不便を感じる → 手すりなどの設置を検討
・洋室と和室の境など同じ階の床面に段差がある → 床面のバリアフリーリフォーム、または段差解消スロープの設置を検討
・家の中が寒い(冬期で22℃以下)→ 暖房器具が適切に使えているか、暖房を入れているのに寒い場合は断熱リフォームなどを検討
・家の中で場所によって、寒暖差がある。例えば、居室は暖かいのに、廊下やトイレ、浴室などが寒いなど → 廊下、トイレなどにも暖房を設置、浴室は暖かくしてから入るなど寒暖差の解消を
・建具(扉)はスムーズに開閉できるか → できない場合は修繕や交換を
・玄関や窓のカギが壊れている、フェンスが壊れている → 防犯上よくないので、すぐに修繕や交換を

いざというときのために知っておくべきこと

ここまでは高齢の家族が安全に暮らしてもらうためのチェックポイントでしたが、緊急時に備えておくことも大事です。ご本人が突然入院などとなったとき、スムーズに対応できるように、このようなことも確認しておきましょう。

<いざというとき役立つ連絡先>
・通院先の医療機関やかかりつけ医、かかりつけ薬局:医療情報の提供、共有のため
・高齢者本人の地元の地域包括支援センター、保健所、役所の高齢者や福祉の窓口、民生委員:医療や福祉、介護サービスの相談や手続きの窓口になる
・高齢者本人の近隣の友人・知人:日常、緊急時の安否確認の依頼先として

<重要書類について>
身分証、健康保険証、介護保険証、年金手帳、診察券、通帳、印鑑、その他証券類などしまってある場所を確認

日ごろの見守りは、どうする?

帰省は離れて暮らす家族の様子を自分の目で確認できる貴重な機会です。このときチェックしたポイントは高齢者が安全に暮らす上で大切なものですから、日常的にも確認できればいいと思いませんか? いつもは離れて暮らしていても、ITによる見守りシステム「いまイルモ」があれば、遠くから一人暮らし高齢者を安否確認が可能です。

「いまイルモ」は人感、温度、照度などの複合センサーで対象者を見守り、見守る側はいつでもどこからでもスマホやPCなどで確認できます。例えば、寒暖差が気になる居室やトイレなどに「いまイルモ」のセンサー機器を設置すれば、適切な温度に保たれているかわかります。また、人間センサーに一定時間以上反応がなければ、見守る側から連絡をするといった使い方をするのもいいでしょう。
帰省のときのチェックに加え、日ごろの見守りは「いまイルモ」にまかせることができれば、より安心できます。


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見守り支援システム「いまイルモ」

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