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高齢者防犯で気を付けたい あおり運転や高齢者の交通トラブルが社会問題に

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あおり運転の危険性も? 高齢者の交通トラブルが増えた!

高齢化が進んだ今、高齢者が事件や事故に巻き込まれるケースが多くなりました。また、高齢者が加害者となる事故やあおり運転といった交通トラブルも社会問題化しています。内閣府や警察の資料によると、この数年間、交通事故で亡くなる人の数は全体的に減少傾向にありますが、高齢者の占める割合が年々増加しています。

特に2020年にも厳罰化に向けて法整備が進む「あおり運転」は、いまや大きな社会問題です。現代ではアクティブシニアと呼ばれる心身ともに元気な高齢者も多く、そのような人たちはまだまだ車で外出の機会も多いと思われます。ただ、認知機能の衰えや判断ミスなどに起因するトラブルが、こういったあおり運転被害につながるきっかけになる危険性も十分考慮しなければなりません。悪質なあおり運転は、いわば恣意的な交通事故であるともいえるでしょう。

その他、歩行中や自転車乗用中に不慮の事故に遭い亡くなる高齢者の割合も少なくありません。こうしたことから、高齢者の防犯事情においては交通トラブルの対策が重要といえます。高齢者が交通トラブルなどの被害者や加害者になるのを防ぐための対策について考えましょう。

高齢者をめぐる交通トラブルの現状は

最近、高齢ドライバーの事故のニュースをよく耳にしますが、注意が必要なのは運転する人だけではありません。ここで、高齢者の交通トラブルの現状を知っておきましょう。内閣府の統計を見ると65歳以上の高齢者のうち、交通事故で死亡にまで至った方の割合は、歩行中73.7%と最も多く、次いで自転車乗用中の人が67.2%を占めていました。これに対し、自動車乗車中は48.1%、二輪車は20.8%です。 (出展:高齢歩行者等の死亡事故の発生状況 平成29年交通安全白書|内閣府)
歩いていて、また自転車に乗っていて交通事故に遭い亡くなる高齢者の割合が非常に高いことがわかります。では、そうした事故の原因はどのようなものでしょうか? 実は、驚いたことに、歩行中や自転車乗用中の事故で亡くなった高齢の被害者のうち、多くが信号無視や横断歩道以外を歩くなどの法令違反をしていました。事故のタイプでは、歩行者は道路を横断していて車両と衝突、自転車利用者は交差点での出会い頭に車両と衝突するケースが多くなっています。
同じ内閣府の資料では、平成28(2016)年末の時点で全国ではおよそ8200万の人が運転免許を保有しており、このうち約513万人が75歳以上となっており、すべての運転免許保有者の約6%にあたります。多くの高齢者が車を運転していることになりますが、この割合は今後も増加することが予想されます。
高齢になると、動体視力などの視覚機能や複数のものごとを同時に処理する能力、緊急時にすばやく判断する能力などは衰えていきます。これらの機能や能力は安全な交通に欠かせないものです。そのため、高齢ドライバーの事故の原因では、運転に必要な機能・能力の低下による運転操作の誤りが多くを占めています。この他に、標識などの見落とし、慣れや油断による一時停止の怠り、状況判断のミスによる出会い頭事故などが高齢ドライバーの事故の特徴として多数見られます。
また、警察庁によると、平成28年、運転免許更新のときに認知機能検査を受けた75歳以上の人のうち、およそ3%に認知症の可能性があると判定されました。

歩行中や自転車利用中の注意ポイント

高齢者の交通事故を防ぐには、上述の事故の特徴や原因がヒントになります。まずは、歩行者や自転車利用者としての事故防止の注意ポイントを紹介します。

<歩行中の注意ポイント>
・夕暮れどきや夜間に事故が多発しています。暗い時間帯に出かけるときは、明るい色の衣服や反射材を身につけましょう。なるべく明るいうちに外出を済ませることも大切です。
・自宅周辺などで事故に遭うことも多いため、慣れた道でも油断してはいけません。
・車の直前直後の横断は絶対に避けましょう。
・遠回りになっても、必ず信号機や横断歩道のある所を横断します。

<自転車乗用中の注意ポイント>
・必ず歩行者・自転車専用信号を守りましょう。
・交差点では横切る車両にじゅうぶん注意し、「止まれ」の標識があれば必ず一時停止し、左右の安全確認をします。見通しの悪い交差点では、「止まれ」の標識の有無にかかわらず、必ず徐行し左右の安全確認をしましょう。
・夕暮れどきや夜間は必ずライトをつけ、明るい色の衣服や反射材を身につけましょう。

高齢ドライバーのあおり運転対策は

さて、悪質なあおり運転に対して、高齢ドライバーはどのような対策が必要でしょうか?
まずは自分の運転を見つめなおすことから始めましょう。アクティブシニアであっても、また個人差はあるものの、安全運転に必要な心身の機能や能力は年々低下していきます。したがって、高齢になったら自身の能力の変化をチェックするために、各地の交通安全教育センターや教習所などで行われる交通安全講習や運転適性検査などを受けることをおすすめします。また多発しているあおり運転への対策として、最近では安全講習にあおり運転対策も取り入れているケースもあるようです。

また、あおり運転対策としてドライブレコーダーも有効とされていますが、いざというときの証拠能力としては前方だけでなく後方や車内まで全方向の録画ができるものが最適です。車内の画像を解析して自分の運転が適切か診断するサービスも始まっています。

高齢者の場合、免許の返納時期も検討する必要がありますが、いつまでも運転を楽しみたいと考えるならば自分の運転技術も見つめなおし、尚且つ安全安心のためにドライブレコーダーなどのテクノロジーを活用する必要もあるでしょう。

日常の防犯も考えるなら

今後、クルマの防犯は、カメラによるドライブレコーダーが主流になりそうです。一方で、家の中など日常の防犯では、できればカメラの「目」を意識したくないものです。そこで、おすすめしたいのが人感や温度・照度などのセンサーによる見守りシステム「いまイルモ」です。これなら、プライバシーに配慮しながら、在宅中の高齢者の様子をつねに見守れます。
高齢者にとっては、歩行者として、またドライバーとしても、外出時には交通トラブルに注意することがとても大切です。加えて、在宅中は「いまイルモ」で高齢者防犯の死角をなくすようにしてください。

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