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高齢者見守りはインターネットで進化した?5Gってナニ? 通信技術が実現してきた見守りの今。

安否確認

最近よく聞く「5G」って? 進化し続ける通信の今。

ここ最近、「5G」という言葉を耳にされたことがないでしょうか?
通信や情報技術に関するもののようだけど、自分にはあまり関係がないだろうし、興味もない?―そう思っている人も多いかもしれませんね。

しかしながらインターネットの発達、通信技術の発展により、社会の安心・安全を見守る技術が進化していることを、なんとなく感じておられる方も多いのではないでしょうか。
お隣の国、中国では監視カメラの技術により犯罪者の検挙率がアップし、ここ最近の4年間で1万人にも上る犯罪者がインターネット監視のおかげで検挙されているそうです。
日本でも昔に比べ凶悪な事件がニュースを騒がせています。インターネットの発達による見守り技術の進歩に、より多くの社会の期待が寄せられてきているように感じます。

特に超高齢社会と言われるほど高齢者人口が増えた日本では、高齢者をどう見守るかが多くの人にとって、身近で重要な話題となっているようです。そこで、今回は、通信の発達と高齢者見守りの歴史を振り返りながら、インターネット監視の重要性を改めて考えていきましょう。

通信の進化の歴史は安心・安全の歴史

ところで失礼ながら、「5G」の「G」とは何かをご存知でしょうか。
この「G」は Generation の略で「世代」という意味を表しています。モバイル(移動)通信技術の進化の歴史は、5世代目に突入しようとしています。
通信技術の進化にともない、私たちの暮らしは便利で豊かになり続けていますが、この流れは加速しながらさらに継続していくことでしょう。

モバイル通信技術の実用化は1980年代に始まりましたが、ここで簡単に、その世代交代の流れを、高齢者の安心・安全の角度から見てみましょう。

・1G(第1世代通信):日本では、1985年に肩かけ式のアナログ携帯電話が登場。電話機本体が重く通信費も高額で、利用者は限られていました。このころの移動体通信は、普及度もコスト的にも、まだ高齢者見守りに貢献できるインフラではありませんでした。

・2G(第2世代通信):1993年にデジタル化され、携帯電話でインターネットの閲覧やメールの送受信ができるようになりました。
通信費も大きく下がり、一般に広く普及しました。この頃から、ご高齢の方でも携帯電話やメールのやり取りを始められる方が一部いらっしゃいました。移動しながら連絡を取れるようになったことで、社会の安否確認インフラは一定の進歩を遂げました。

・3G(第3世代通信):2001年に商用が始まった画期的な通信規格。国や地域により違っていた通信方式が国際規格に統一。
通話の安定性が向上し、通信スピードも高速化し、動画などがスムーズに閲覧できるようになりました。
この3Gこそ、高齢者の安否確認システムが飛躍的に進化した規格です。通信の安定性やコストパフォーマンスのアップも、高齢者見守りにとって欠かせない重要な進化です。
またスマートフォン普及に大きく貢献した規格でもあります。

・4G(第4世代通信):通信データの大容量化・高速化がさらに進み、通話や通信、ネット閲覧がよりスムーズになりました。これにともない、スマートフォンが急激に普及。高齢者見守りにとっては、その安否情報を知るための管理端末を、誰もが手軽に持てるようになったという意味で画期的な進化です。

今現在、利用されているスマホや携帯などの通信技術は4Gになります。
この次の世代とされるのが5Gであることから、次世代通信とも言われているのです。5Gの技術は2020年の実用化を目標に開発が進められています。
このように進化を続けてきたインターネットは、高齢者見守りの進化にも大きく貢献してきているのです。そしてこの通信インフラを支えているのが、増え続けている基地局と呼ばれる施設なのです。

高齢者見守りを支える通信インフラの安定性

高齢者の見守りを支えるインターネット通信の普及は、とりもなおさず、大切なデータをつないでいく電波を受発信する基地局のおかげでもあります。
1Gからこれまでの流れを振り返ると、通信のさらなる大容量化・高速化こそが、多くの方がその恩恵にあずかることができるインフラになり得た理由です。

その進化は、いったん3Gの登場によって、私たちの身近なものになりました。その実現を支えたひとつの要因は、電波を橋渡しする基地局が増え続けたことでした。
基地局は世界規模で増え続けており、2022年までに世界で314万局の基地局が存在するであろうとする報告も出てきています。これは2017年の世界の基地局総数162万局の約倍の数になります。(出展:富士キメラ総研 スマートフォンと、キーデバイス、基地局関連の市場調査 2018年4月)

少し細かい話ですが、基地局の数が増え続けている要因のひとつに、スモールセル基地局の増加があります。
スモールセルというのは、携帯電話基地局の種類のひとつではありますが、通常の基地局を補完するためにつくられた、小出力でカバー範囲の狭い基地局のことです。
技術力がアップして、小型で建物の屋上などに取り付けることができるスモールセル基地局がたくさん増えているのです。スモールセル基地局だけで言えば、世界規模で2022年には2017年の4倍の数にまで達する見込みです。

このように、インターネットは私たちの身近なサービスとして今も拡大を続けています。
だからこそ、このサービスを有効活用しない手はないのです。1Gの時代には想像もできなかった便利なサービス。
これこそがインターネットを活用した高齢者の安否確認システムなのです。技術は今もなお、全ての人の未来のために進化し続けています。

高齢者見守りとインターネットの未来

前述の通り、高齢者見守りに関して、先程の5Gの登場なども含めてインターネットの拡張がより便利で効率的な社会の実現に貢献すると予想されます。
すでにカメラやセンサーをインターネットでつないでパソコンやスマホで見守りができるシステムは登場していますが、高齢者施設などで精度の高いカメラで同時にすべての利用者の様子を一元的にチェックできるようになれば、安否確認や徘徊防止に関連する介護スタッフの負担は大幅に軽減します。
また、屋外や公的な場所の防犯カメラの精度や画像データの保存容量も向上するので、公的機関による見守りも広くいき渡るようになり、事故や徘徊への対策が効率化されるでしょう。

一方、個々の家庭での見守りについてはどうでしょうか?
例えば、家庭用の見守り機器には、インターネットを利用しセンサーで見守るシステム製品「いまイルモ」があります。
「いまイルモ」では、パソコンやスマホでほぼリアルタイムの見守りと過去の見守りデータの確認、異常時にはメールによる通知ができます。訪問確認などとは違い、遠く離れていても、「いまイルモ」ならば、常にそばにいるような見守りができるので安心です。

5Gの実用化まで間近となりましたが、インターネットの拡大普及はますます加速することでしょう。
国内外さまざまな場所にいるたくさんの人たちが同時にパソコンやスマホのモニタを見ながら会議をすることが可能になったり、機械類の遠隔操作も可能になったりするので、医療においては、十分な医療施設のない離れた場所にいる患者の診察や手術もできるようになると言われています。
また、問題になっている高齢者ドライバーの免許返納時期に関しても、通信の進化のおかげで地方都市でも自動車の自動運転が可能になる未来がやってくると言われています。
こうしたインターネットを利用したシステムにより、高齢者にとって明るい未来がやってくることを私たちは願ってやみません。

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