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見守りのステージはそれぞれ違う! アクティブシニアから見守り介助まで

高齢者施設

見守り方はライフステージによって変わる

国の統計によると、2017年の総人口に占める高齢者の比率はおよそ28パーセントと非常に高くなりました。こうした時代、「高齢の家族と離れて暮らしている」、「家族と同居してはいるが、日中若い世代は仕事で、家にいるのは高齢の親だけ」というケースは少なくないと思います。そこで、気になるのが高齢者の見守りです。

長寿化も進んだ現代では、高齢期と言われる時期が長くなっています。一口に高齢者といっても、65歳以上という大きなくくりですから、ライフステージによって体と心の状態は違ってきます。また、同じ年齢でも個人差もあります。したがって、高齢期でのライフステージの変化と各個人の状況によって、見守り方が異なるのは当然と言えるでしょう。長い高齢期での変化に合わせ、どのような見守りが必要になるのか考えます。

見守りはアクティブシニアにも必要?

アクティブシニアと呼ばれる人たちをご存知ですか? 65歳から75歳の前期高齢者で、仕事や趣味など積極的に活動している元気なシニアのことです。この人たちは身体機能や認知機能にもほぼ問題がなく、自立した生活を送っています。実際に文部科学省の調査結果では、65歳以上の人の体力や運動能力は年々向上していることがわかっています。アクティブシニアは増えていることになりますね。

こうしたタイプの高齢者であれば、離れて暮らしていてもあまり心配はなさそうです。しかしながら、若い世代と同じように活動的な生活をしていても、高齢になると急な体調変化に見舞われる可能性が高くなります。また、「ちょっとつまずいて転倒」といったことは誰にでもありますが、高齢者だと、小さな事故やケガが骨折ひいては寝たきりにつながることもあり得ます。その後の重症化や後遺症の発症を避けるには、急な体調変化や事故の早期発見が欠かせません。緊急時には迅速に対応することが重要です。

アクティブシニアにも見守りがあるに越したことはありませんが、自立した生活ができている人たちですし、それゆえにプライバシー意識も高いと考えられます。したがって、アクティブシニアに対しては、プライバシーに配慮しながら、万一に備えたさりげない見守りができればよいですね。

見守り介助が必要なステージは

これまで特に介護を必要としていなかった高齢の家族の様子について、以前と比べ「日常生活に少し支障が出てきたのでは?」「体が弱ってきた?」と思うことはないでしょうか? 例えば、階段の昇り降りや入浴時の動作が危なっかしくなった、家事や食事、衣類の着替えなどがスムーズにできなくなったといったことがあれば、継続しての見守りが必要かもしれません。しかし、状況に応じて見守り方は異なります。

階段や浴室のような事故の起きやすい場所には安全対策を施し、カメラやセンサーなどを設置して見守るという方法が考えられます。また、食事や着替えなどの日常生活動作に関しては、自立を促すような見守りと介助がほしいものです。そのためには、それぞれの高齢者本人のニーズをよく把握することが大切ですし、介護・支援認定の検討もおすすめします。

こうした安全対策や見守り介助については、介護保険によるサービスを利用できるケースもあります。ケアマネジャーや包括支援センターに相談してみましょう。

要介護状態になったら

国の統計によると、要介護認定を受けている高齢者の大半は在宅介護となっており、要介護度が低いほど在宅の割合が高くなります。要介護度が低い人の場合、自分でベッドからトイレまで移動できたり、車椅子に移乗できたりすることもありますが、このような動作をするときには事故が起きやすいものです。また、身体的には比較的元気ながら認知症で徘徊の症状がある方もいます。

これらのケースでは終日の見守りがほしいものですが、介護保険によるサービスを利用しても、介護をする側にとっての負担は小さくはありません。そこで、例えば、ベッドまわりやトイレ、玄関など、見守り対象者の行動のポイントとなる場所にカメラやセンサーなどの見守り製品を設置して、介護者の負担を減らす方法もあります。

見守りセンサーによるサポートを

以上のように、長くなった高齢期においてライフステージが変化し、それに応じて見守り方も違ってくることがおわかりいただけたかと思います。見守る側の家族は仕事や家事をしながらのケースが大半でしょうから、サポートがほしいところです。そこで、ご紹介したいのが、インターネットを通して離れていても見守りができるシステム製品「いまイルモ」です。

「いまイルモ」は、センサーによって見守り対象者の動きや居室の温度・湿度・照度などを検知します。センサーなので、カメラのように見られている感覚がなく、プライバシー感覚の高いアクティブシニアの見守りに最適です。また、センサーを搭載した端末は、見守られる人の行動パターンにあわせ、ベッドまわりやトイレ、玄関など注意したい場所に工事なしに設置でき、ライフステージの変化に合わせた見守りができます。このように「いまイルモ」なら、高齢の家族を見守る心強いサポートになります。

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