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高齢者の安全な暮らしのために 住まいの防犯対策できていますか?

安否確認

高齢者だけの世帯がねらわれる?

少子高齢化が続くなか、高齢者だけの世帯と一人暮らしの高齢者世帯が増加しています。離れて暮らす高齢の家族がいれば、毎日安全に暮らせているか気になるものです。防犯意識の高まりからか、この数年間では、空き巣などのいわゆる侵入窃盗犯は少しずつながら減少しています。しかし、その一方で、心配なデータがあります。

福岡県警察によると、犯罪の種類によっては、年代別に見た被害者のうち、高齢者が非常に多くの割合を占めていることがわかりました。同警察の調べでは、平成28年に起きた住宅を対象にした侵入窃盗事件の被害者の実に44%が65歳以上の人でした。

侵入窃盗とは留守中をねらう空き巣だけではありません。「忍び込み」や「居空き」といった在宅時に侵入する手口も含まれます。このうち、「忍び込み」は夜間住人が眠っている間に、「居空き」は住人が食事や入浴などをしている間に侵入してくる手口です。

侵入窃盗の犯人が住人にみつかると暴力をふるったり、凶器で抵抗するなどして強盗や殺人といった凶悪犯罪につながる恐れがあります。また、こうした犯罪の被害者に高齢者が多いのは、偶然というよりも高齢者だけの世帯がねらわれやすいためと考えられています。

日常的に行いたい基本の防犯対策

このような話を聞くと、ますます心配になるかもしれませんね。しかし、侵入窃盗犯にねらわれやすい家には、それなりの特徴があり、それを知ることで対策ができます。高齢者世帯の安全な暮らしのために、どんな防犯対策をすればいいか知っておきましょう。まず基本的な対策としては、次のようになります。

・必ずカギをかける
当たり前のことのように思えますが、警察の調べによると、侵入窃盗の侵入方法の最も多くが「無締まり」と呼ばれるもの。これは、カギをかけていない玄関などの出入口や窓からの侵入です。ゴミを出すなど短時間の外出や在宅中もしっかりとカギをかけるようにしましょう。

・留守中は部屋の灯りをつけておく
外出している間も部屋の灯りをつけて在宅を装うようにします。

・高齢者だけの世帯だとわからないようにする
高齢者だけ、特に一人暮らしの世帯はねらわれやすいといわれています。表札は出さないか、出しても名字だけにするなど、家族構成がわかるようなものを表に出さないことが大切です。また、在宅中も夜間は複数の部屋の灯りをつけておけば、家族がいるように装うことができます。

・初めての訪問者は、まず確認を
在宅中に宅配業者や水道・ガスの検査員などを偽って、侵入をはかる者もいます。来客の際、モニター付きのインターフォン、またはドアチェーンをかけたまま顔や身分証などを確認して対応するようにしましょう。宅配便や届け物のときは「どこの誰から誰あての荷物か」を確認して、ドアチェーンをかけた状態で受け取り、不審に感じたときは荷物を受け取らないで持ち帰ってもらうようにします。

住まいを強化して安全性を高める

基本の防犯対策は、いわば日ごろからの心構えといったものですが、これに加え、侵入を防ぐために住まいそのものを強化しましょう。そのためには、次のような方法があります。

・ワンドア・ツーロックが基本
玄関や勝手口、窓など外に通じるすべてのドアと窓はツーロック(二つの錠)が現代の防犯の基本です。錠が一つしかついていないドアや窓には、補助錠をつけましょう。

・家の外回りを見直す
侵入や窃盗されやすい環境になっていないか、家の周囲を確認しましょう。例えば、2階の窓やベランダのすぐ下に足場になる室外機やゴミ箱などを置いていないか、庭木などで窓や出入り口の周辺が死角になっていないかなどです。

・窓を強化する
侵入窃盗犯の侵入方法で「無締まり」に次いで多いのが、窓ガラスなど割って入る「ガラス破り」です。窓ガラスを防犯ガラスと呼ばれる丈夫な複層ガラスにするのもいいですが、既存の窓に防犯フィルムを貼る方法もあります。また、窓の外側に防犯面格子を取り付けるのも効果的です。

錠や複層ガラス、面格子などの防犯用の建築部材は警察庁などが推奨する「CP製品」を選ぶようにしましょう。CP製品には、この他にもドアや窓シャッターなどもありますが、安全性を得るためには施工は専門業者に依頼することをおすすめします。

より安心・安全に暮らすために

以上に加えて、ホームセキュリティや見守りシステムを利用すれば、より安心できます。近年は、手軽に設置でき、インターネットを介して離れて暮らす家族がいつでもパソコンやスマートフォンなどで安否確認ができるシステム製品が各種販売されています。そうした製品のなかでも、おすすめなのが「いまイルモ」です。「いまイルモ」はカメラではなくセンサーにより見守るので、見守られる人のプライバシーに配慮しながら防犯対策ができます。

冬場は、日が短く、年末年始の休暇などで留守にすることも多いことから、侵入窃盗が増えるといわれています。基本の対策をあらためて意識し、住まいを強化するのにちょうどいい時期ですが、高齢者本人だけ行うにはむずかしいものもあります。まだ特に対策をしていないという場合は、離れて暮らす家族と防犯について相談する機会を持つようにしてはいかがでしょうか?

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